扇ゆずは先生のジュリアが首ったけ5巻が発売されました。
「ジュリアが首ったけ」は、世界的スーパーモデル・山田樹里亜(モデル名:ジュリア)と、大学時代の先輩・沙良みきおのドラマチックBLラブストーリーです!
事故の後、長い眠りから目覚めためたジュリアでしたが、沙良の記憶だけすっぽり抜け落ちているという展開でどうなってしまうの?
あんなに沙良を追いかけ回していたのに、なぜ忘れてしまったの?
そうヤキモキしたままなのに、その上沙良にも職場の後輩である仙台が出てきたことで一体この先どうなってしまうの!
4巻はそんな気持ちのまま終わりましたよね!
果たしてジュリアの記憶はどうなるのか、そして沙良と仙台はどういう関係になってしまうのか。
今回は「ジュリアが首ったけのネタバレや感想が気になる」という方に向けて内容をご紹介していきます。
ジュリアが首ったけ5巻のあらすじやポイント
ジュリアが思い出さないまま離れてしまった2人は一体5巻ではどうなるの?
仙台との仲だけがどんどん縮まっていく…そんな展開にジュリアの目覚めを待っていた方たちは感情をなかなかセーブ出来なかったのではないでしょうか。
5巻は更に仙台の良い男っぷりがこれでもかという程描かれています。
また、ジュリアの方は沙良の記憶以外はあるため仕事に支障はありません。
2人の恋はこのまま終わってしまうのでしょうか…。
ジュリアが首ったけ5巻のネタバレと感想
それでは、ネタバレに入っていきたいと思います。
記憶が戻らないジュリアから距離を置く沙良
目覚めたものの、沙良に関する記憶は戻らないジュリア。
マネージャーであるルシアンにこのまま記憶が戻らない場合、自分は跡かたもなく消えると告げます。
結局、記憶は戻ることなく2人は離れてしまいます。
そして仕事に励む沙良は後輩である仙台を一人前にすべく一生懸命仕事を教えていました。
そんな仙台は丁度彼女と別れたばかりで女性からモテまくっています。
そのことをやっかむ人達に沙良は今まで仙台がしてきたことは 凄いことだと言い、その様子を見ていた仙台は沙良に対し強く信頼を寄せていきます。
今まで相手から言い寄られることが多く、別れても何も感じていないと言う仙台に恋愛を説く沙良。
そんな沙良自身、恋の痛手から私生活は自暴自棄気味でした。
大量の酒を飲む沙良に立ち直って無いから自分が何とかしないといけないと思う仙台でした。
沙良の真っ直ぐさが、ジュリアや仙台といったような今まで経験から少し他人に対して距離がある人たちに響くんでしょうね。
あと、仕事に対しても真摯に向き合っているところが良いです。
自分の想いを確信した仙台からの突然の告白
恋の痛手なら新しい恋。
合コンをセッティングする仙台だったが、沙良の態度をみて苛立ってしまいます。
そんな仙台に沙良が自分を好きだと勘違いしてしまうだろと言えば、仙台は同性なんだからあり得ないと言い返します。
すると沙良は自分の恋人は同性だったと言い、自分は本当に幸せだったと言った途端、仙台に告白されます。
その後、ライバル会社にいる仙台の学生時代の先輩が仕事関係で嫌がらせをしてきます。
沙良は先輩のところへ行き、悪事を働いていることは知っていると言い仙台に二度と近付くなと言います。
その場面を見ていた仙台は想いが止められなくなり、沙良にキスします。
とうとうキスされてしまった沙良…。
また、沙良に対しても一生懸命接するところが良いんですよね。
沙良を立ち直らせるべくお弁当を作ったりとかいがいしく世話をする仙台が可愛いんですよね。
病室で眠るジュリアと泣きながら手を握る沙良
キスしてしまった沙良と仙台。
一方ジュリアも夢に出てくる人が気になって仕方なく、ようやく夢の人と会えると喜んでいたが、会ってみると別人でした。
違うということだけはハッキリとわかると言いきるジュリア。
そう言ったジュリアでしたが、不眠症が酷くとうとう睡眠薬を大量摂取してそのまま入院してしまいます。
マネージャーのルシアンはショックを受け、縋る思いで電話をかけます。
入院先でジュリアは誰かが手を握っている気がすると思いながら目を瞑り続けています。
その手を握るのは泣き続ける沙良でした。
沙良はジュリアに何かあると駆けつけてしまうんですよね…。
ジュリアが首ったけ5巻の感想まとめ
ジュリアが目を醒ましたらハッピーエンド!という訳ではなく、沙良のことだけを忘れているという展開がまだまだ続きます。
しかも、とうとう沙良は仙台にキスされてしまいましたしね。
でも沙良の気持ちは動くことないんですよね。
仙台にとってはとても切ない展開となってしまいましたね。
沙良にはジュリアよりも仙台が良いというファンも出てきていたと扇先生も言うほど、良い男っぷりでした。
この巻には描き下ろしが32ページもあり、仙台とのキスからジュリアの元へ行くまでの2人のやりとりが描かれています。
本編ではキスの後はジュリアの話へと飛ぶため、どんなやりとりがあったかは不明だったのですが、描き下ろしでしっかりと説明されています。
かなり過激なシーンになっていますが、最後までは受け入れていないことが明確に示されています。
更に体だけでも良いという仙台が切ないです…。
そしてその答えは仙台が大事だからダメだという沙良…。
はー…切ないですね。
仙台はもう少し粘るのか、それとも沙良の良き後輩として近くにいるのかも気になります。
扇先生自身、もう一つ連載(『澪つくし』)を抱えていらっしゃるのでなかなか掲載が進まないのが本当に残念です。
ジュリアと沙良がどうやってもう一度距離縮めて行くのか、次の巻が早く読みたいです!
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