桜日梯子先生の「抱かれたい男1位に脅されています。」7巻が発売されましたね!
「抱かれたい男1位に脅されています。」は、5年連続「抱かれたい男1位」の西條高人とその連続記録の座を奪ったド新人俳優の東谷准太が織りなす大ヒット人気シリーズでアニメ化・ドラマCD化もされたBLラブストーリーです!
7巻ではスペイン編が終わり、2人の仲も深まってこれからどうなるの?!と続きを楽しみにしているファンも多いはず。
こちらの記事では「抱かれたい男1位に脅されています。のネタバレや感想が気になる」という方に向けて内容をご紹介していきます。
抱かれたい男1位に脅されています。7巻のあらすじやポイント
「彼・・・何があった?」
スペインから帰国し、順調に仕事をこなしていた西條はプロデューサーの卯坂から東谷の変化を指摘されます。
確かに、東谷が妙に大人しい・・。
時間が経つにつれ、その違和感がどんどん大きくなり西條は不安になっていきます。
「なんで抱かないんだよ・・」
いったい2人はどうなってしまうのかドキドキの展開です。
また、主演として抜擢されたSNSで可愛いと評判のジェンダーレス男子、イワノフ騎士の登場で撮影現場は大騒ぎ!
さらに騎士が西條に宣戦布告!?
一方、テレビ局の敏腕ゼネラルプロデューサー卯坂は大人気作曲家の在須の事務所を訪れます。
2人の間には学生時代の先輩後輩だけではない空気が流れていて・・!?
2人の過去の話にも注目です!
抱かれたい男1位に脅されています。7巻のネタバレと感想
それでは、ネタバレに入っていきたいと思います。
東谷が少し変・・・?
スペインで多くを学び、一皮向けて帰ってきた西條は絶好調!
西條は自宅で勝利の美酒を堪能しつつ、現場での卯坂の一言を思い出します。
「彼・・何があった?」
卯坂は東谷の変化が気になるようで「急にあく抜きし過ぎて俺の目にはつまらん」と怪訝そうな顔で話します。
回想は終わり、西條は気持ちが落ち着いたという事だろうと彼の頭を撫でます。
「高人さん・・!!」
東谷は西條に抱きつき、イチャイチャタイム・・?と思いきや、ミンピュア(某有名企業の清涼菓子のパロディー?)を食べて落ち着きを取り戻します。
その様子を見た西條は「こいつおかしいかもしれない」と違和感を覚えます。
あの東谷が大人しい・・!?というか、何故ミンピュアを食べるの??
SNSで評判のジェンダーレス男子、イワノフ騎士の登場!
西條が出演する特別ドラマの現場に「大人の事情」で役者未経験ながら主演に大抜擢されたSNSで評判のジェンダーレス男子、イワノフ騎士が登場します。
しかし、実際はぽっちゃり系男子で現場は混乱!
マネージャーの羽柴もただならぬ雰囲気で更に雲行きが怪しくなりますが、西條は1人で加工アプリの凄さに驚いていました(笑)
西條可愛い。
そんな中、騎士は西條のポジションを奪って東谷を手に入れる事を西條に堂々と宣言します!
一体何者なのこの子!
テレビ局の敏腕プロデューサー卯坂と大人気作曲家在須
その頃、テレビ局のゼネラルプロデューサー卯坂は大人気作曲家の在須の事務所に契約をするために訪れます。
契約が完了すると、事務所を総括しているマシュー・ラトウェッジから在須が歌をやめた理由を知らないのですねと意味深な事を言われ、在須に会うように勧められます。
卯坂はその言葉に疑問を持ち思考を巡らせます。
そして、在須のいる部屋に入りながら「忌々しい、俺はまたこの扉を開けてしまうんや」と心の中で呟きます。
2人は学生時代の先輩後輩という関係以外にも過去に何かあったようです。
とても気になりますね!!
短い会話を交わし「期待しとけ またお前を楽しませてやるよ」と退出する卯坂の背中に在須が呼びかけますが、卯坂はそのまま部屋を後にします。
入れ替わりでマシューが部屋に入ってきて歌う在須に愛を語りかけます。
一体どういう事?!三角関係??
やっぱり東谷がおかしい!
場面は変わり、カメラマン長谷川による西條と東谷の舞台プロモーション撮影の現場になります。
撮影中に長谷川が西條を煽り、結果、東谷を引っ張った事により迫真の演技で撮影は大成功。
現場が盛り上がる中、なぜか東谷はすぐにトイレに離席します。
そして、他のスタッフがゴミ箱に大量に捨てられたミンピュアのケースを発見します・・。
帰宅後、ご満悦な西條と違い穏やかながらもどこか元気のない東谷。
そのまま良い雰囲気になった2人はイチャイチャし始めますが、やはり東谷の様子がおかしい。
休ませてほしいと西條が言うとすぐに手を離し、西條を解放します。
これには流石の西條も唖然。
その後、西條は彼が自分の反応に過敏になっている事に気がつきます。
今更何故?と思いながらも彼を喜ばそうと一生懸命恥ずかしさを我慢する西條。
しかし「いい加減にしろ!」と思わず叫んでしまい、これをきっかけに2人はセックスレスの状態になってしまいます。
なんだかモヤモヤしますね〜!
イワノフ騎士は組長の孫だった!
場面が変わり、牛頭原組の自宅に。
羽柴は組員の加工した騎士の画像を厳しくチェックしています。
実は騎士は牛頭原組組長の孫であり、組員達から甘やかされて育った世間知らずだったのです。
もちろん、SNSの姿も組員がアプリによって加工して盛った姿。
マネージャー羽柴も組員です。
極道の人でしたか。だからあんなに怖かったんですね(笑)
組員達に蝶よ花よともてはやされて育った騎士は、組員達に感謝を伝え自信たっぷりにスターの道を歩む事をその場で宣言します。
その様子を見ていた組長は、羽柴に騎士の希望を全て叶えてやってほしいと頼み、羽柴も応える事を誓います。
羽柴は何か過去にありそうですね!
ドラマも東谷も行先はどこへ!?
西條と騎士のドラマ撮影現場になります。
騎士に合わせるため、台詞も撮影角度も修正だらけ。
スタッフが戦々恐々としている現場で、綾木は西條の「見ててやるから腐らずにやってこい」という一言でとてもがんばります。
本当に扱いが酷いですが、綾木は西條が見ている現場でがんばっています!
そんな中、まさかの沼田局長が登場!
西條は「大人の事情」の大元は沼田局長にあると確信します。
おかしいと感じる西條ですが、帰宅するとエプロン姿のキラキラした東谷が待ち構えており、西條は「お前はどこに向かっているんだ?」と遠い目になるのでした(笑)
ドラマも東谷もいろんな意味で不安要素いっぱいですね(笑)
卯坂と在須の過去
2人の大学時代の回想になります。
大学時代、文化祭実行委員をしていた卯坂は雨のステージで圧倒的パフォーマンスをする在須と出会い、彼の「異物感」に強い高揚と不快感を覚えます。
その後も毎年実行委員として活動し、どうにか在須を型に嵌めて異物感をなくそうと模索しますが、結果として彼の魅力を引き出す演出をする事になります。
周囲に評価される中、自身では納得がいかずモヤモヤしていた所、3年時に在須への恋心を本人から指摘された事により「在須のことが好きだが、そんな自分が心底嫌いである」という想いを自覚して、半ば衝動的に彼を抱きます。
不快感から恋心に変化するとは・・びっくりしました!
在須の事を周囲と同じ「太陽」と表現せず「星」と表現する卯坂。
その後、在須は音楽事務所と契約しそのまま大学を自主退学したため、お互いの真意がわからないまま音信不通となります。
お互い、この時はどう思っていたのでしょうか。
レス状態が続く西條・東谷
回想が終わり、現在の西條と東谷の舞台稽古に戻ります。
卯坂と在須は東谷の稽古の様子を見て彼自身が自分の才能に興味がなく、西條にしか興味がないことを注視し分析します。
ちょっと見ただけでわかるなんて、2人とも流石ですね!
その後、帰宅した西條と東谷。
現状に不安を感じている西條は東谷に必死にアピールしますが、一向に西條を抱く気配がありません。
「なんで抱かないんだよ・・・」
西條は優しく触れるばかりの東谷に一層不安を募らせます。
一方、牛頭原組では羽柴が東谷と騎士の既成事実を作るための謎の薬の用意を着々と進めていました・・。
こ、怖い。一体何の薬なんでしょうか。
抱かれたい男1位に脅されています。7巻の感想まとめ
頑なに西條を抱かない東谷と不安を抱える西條。怪しい動きを見せる牛頭原組の存在や2人のすれ違いにモヤモヤが多かった巻でした!
また卯坂と在須の関係も気になる所。
過去が未消化で終わってしまっている分、お互いの気持ちはまだ残っているように感じました。今後の展開が気になりますね!
次巻をお楽しみに!
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